BMS OF FIGHTERS 2008 結果発表



チーム戦スコア部門

順位

チーム名

スコア

Impr.

1

友達なんか要りません

15390

203 (69)

2

7.3 dancer

14946

177 (39)

3

STR

13510

154 (28)

4

ササクレイション

13042

158 (39)

5

4 soundscape

10966

153 (38)

チーム戦中央値部門

順位

チーム名

中央値

平均値

1

STR

99

96.5

2

ササクレイション

97

94.0

3

7.3 dancer

96

94.6

4

友達なんか要りません

95

90.4

5

音切草

92.5

89.2

個人戦スコア部門

順位

タイトル / 制作者

スコア

Impr.

チーム内%

1

Lapis / SHIKI

6685

87 (30)

43%

2

AVALON / Team:SASAKURATION

6682

79 (19)

51%

3

SAMBISTA / DOT96

6630

77 (17)

44%

4

ニライカナイ / roop

4941

54 (7)

36%

5

Pure Ruby / SHIKI

4724

64 (23)

30%

個人戦中央値部門

順位

タイトル / 制作者

中央値

平均値

1

ニライカナイ / roop

100

98.0

1

SAMBISTA / DOT96

100

96.5

3

AVALON / Team:SASAKURATION

99

96.1

4

ニライカナイ / tigerlily

98

95.6

4

エピトゥリカの祀 / Team:SASAKURATION

98

93.8

4

Lapis / SHIKI

98

91.4

部門別・全順位の一覧はこちら

(※) 集計時にインプレッション誤投稿及び重複投稿の修正を行っている為、会場と集計で一部チームのポイントが違っております。


二年ぶりの開催となりましたBOFですが、スコア部門ではSHIKI氏が一人で結成したチーム「友達なんか要りません」が1位、
中央値部門は今回のBOFの為にsweezを中心に結成されたチーム「STR」が1位を獲得しました。
どちらもBOFでは開催以来異例のケースとなる一人チーム、曲名が統一されているチームが優勝いう形で幕を閉じました。
優勝、おめでとうございます。

*

BOFは今年の開催で4回目となり、企画をしてから既に4年もの歳月が経ちます。
そして今年はBMSというフォーマットが成立してから10年もの歳月が経ちます。

10年という長い歳月はPCのスペックアップに伴い、
BMSプレイヤー側が進化すると共に、BMSというフォーマットも進化させて行きました。
定義数の拡張、oggフォーマット、ムービーなど、この辺りの拡張定義は今となっては当たり前になってきました。
昔はDirectXの制約で22k8bitまでしか読み込めなかったとか、色数が16bitまでしか認識しないとか、
あと半透明処理を使うととてつもなく重かったりしたとか、今となっては時代の変化と共にそのような制約も無くなってきました。
プレイヤーやBMSフォーマットの進化は、フォーマット周りにとりまとう制約が無くなり、音質や画質が強化されると共に容量も増加している傾向にあります。
しかしそれらもブロードバンド化やHDD容量の増加と共に当たり前となってきました。

時代の変化は「今となってはそれが当たり前」という状況を、時間の流れと共に構築していきます。
数年前では当たり前だった「プレイヤー側の使用するBMSプレイヤーやスペックを考慮して、BMSを共通の仕様に合わせ、容量をなるべく削減する」という考えは、今となってはもう過去の物になっているのかもしれません。

今回の大会には、そのような傾向が伺えるように思えました。
BMSというフォーマットは基礎自体は同じではあるものの、時代と共に変化しています。
その変化に臨機応変に応じるか、そうしないかは人次第だと考えています。

*

今年のBOFについているサブタイトルの「Resurrection」ですが、その名の通り「復活」を意味します。
BOF2006終了後、今後BOFはやらないと考えておりました。
ですが、昨年開催した「戦國 〜夏の陣〜」を通じ、BOFというイベントにまだ期待の声があった事から、今回は実験的な意味をこめて開催する事にしました。
今年の大幅なルール変更や新システムがいくつか搭載されていたのは、実験的な要素に含まれております。
その結果、大会史上最大規模となる登録数とインプレッション数になりました。
やはりこの界隈には、BOFというイベントは今後も必要ではないかと考えさせられる結果となりました。

今回のイベントを通じて、システム面や運営面での問題点がいろいろと浮上したのも事実です。
その反省点を込め、来年に生かしたいと考えております。

*

今年は特に目立ったトラブルはありませんでしたが、今年はいろいろと見て思ったことは
制作者側もインプレイヤー側も「そろそろ、慎むところはなるべく謹んでもらえれば」と思います。
どの部分を、どのように慎むかは本人自身がわかっている事だと思いますので敢えて触れません。

*

「BOF4はないです」とは言いましたが、別にBOF2008をやらないとは言ってません。

*

「製作環境」欄はもはや飾りです。

*

それでは、また来年。

*

後夜祭と場外乱闘編もよろしく